ネジトラブルは「想定外」ではなく「見落とし」
製造現場・建設現場で起きるネジ・ボルトのトラブルは、その多くが**選定段階の見落とし**や**運用上のミス**から起きています。本記事では、**現場で頻繁に起きる7つの典型トラブル**と対処法をまとめます。
1. 緩み(自然脱落)
**原因:** 振動・繰り返し荷重・座面の沈み・締め付け不足
対処:
2. 破断(千切れ)
**原因:** 過大な締め付けトルク・繰り返し疲労・水素脆性
対処:
3. かじり(ガリ)
**原因:** ステンレス同士の摩擦熱で表面が溶着
対処:
4. 錆び・腐食
**原因:** 屋外・湿気環境での炭素鋼使用、SUSの孔食
対処:
5. ねじ山つぶれ・カム抜け
**原因:** 不適切な工具・締め過ぎ・ねじ穴の精度不良
対処:
6. 締まらない・噛み合わない
**原因:** ミリ・インチ規格の混用、ピッチ違い、異物混入
対処:
7. 頭部の六角穴がなめる
**原因:** 工具の精度不良、過大トルク、長年の使用
対処:
トラブルを防ぐ「3つの基本」
1. **規格・材質・強度区分を図面で確認**してから発注
2. **トルクレンチで規定トルクを守る**
3. **環境(屋外・湿気・薬品)にあった材質**を選ぶ
三和ファスナーのトラブルサポート
「ボルトが折れた」「ステンレスがかじった」「錆びて外れない」――こういった現場トラブルのご相談、年間数百件お受けしています。原因究明から代替品提案まで、一貫してサポートします。
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株式会社三和ファスナー創業者。2003年の創業以来、20年以上にわたりネジ・ボルト・ファスニング関連商品の販売と特殊切削加工に携わる。製造業・建設業向けの選定相談・トラブル対応を多数手掛ける名古屋エリアのファスニング専門家。
本記事は上記監修者の確認を経て公開しています。記載内容は一般的な情報であり、個別案件のご判断は必ず原典規格・図面に基づき、必要に応じて専門家にご相談ください。
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