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六価クロムフリーの防錆トレンド|RoHS・ELV対応の表面処理とネジ素材【2026年版】

監修:山下 朋幸代表取締役
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環境規制の強化で、ネジ・ボルトの表面処理(防錆)は大きく変わりました。従来の六価クロム(ユニクロ・有色クロメート)が使えなくなり、代替処理への切り替えが進んでいます。この記事では、RoHS・ELV対応のポイントと、代替表面処理の選び方を、名古屋のネジ専門商社が解説します。

💡 この記事は「自社のネジがRoHS対応か確認したい」「六価クロムの代替品を探している」調達・設計のご担当者向けです。

まず結論:代替表面処理の耐食性 早見表

防錆力の目安(塩水噴霧試験で赤錆が出るまでの時間)で比べると——

表面処理耐食性の目安六価クロム主な用途
ユニクロ(従来)72〜96時間含む(規制対象)屋内・一般(規制外用途)
三価クロメート120〜200時間不使用現在の標準・幅広い用途
亜鉛フレーク系(ジオメット/ダクロ)500〜1,000時間以上不使用自動車・屋外・高耐食
ステンレス化素材自体が耐食長期耐久・環境対応
⚠️ ポイント:「ユニクロ=六価クロムで規制対象」になりやすい点に注意。RoHS/ELV対象製品は三価以降への切り替えが必須です。

なぜ六価クロムが使えなくなったの?(RoHS・ELV)

RoHS指令:電気・電子機器に含まれる有害物質(六価クロム等)の使用制限
ELV指令:使用済み自動車に関する規制(六価クロム等を制限)

この2つにより、六価クロムを含む従来処理(ユニクロ・有色クロメート)は対象製品に使えなくなりました。

2026年現在の動向:

自動車部品の納入では三価クロメートが事実上の標準
電子機器業界でも六価クロムフリーが必須
国内でも大手メーカー中心に自主規制として対応が拡大

注目の代替表面処理

① 三価クロメート(三価白・三価有色)

六価を三価クロムに置き換えた処理。外観・耐食性とも従来品に近く、置き換えやすいため最も普及しています。

② 亜鉛フレーク系コーティング(ジオメット・ダクロタイズド等)

亜鉛・アルミフレークを結合したコーティングで六価クロム不使用。薄膜で高耐食。自動車業界で採用急増中。

③ ステンレス素材への切り替え

表面処理に頼らず素材自体をステンレス化。コストは上がりますが、長期耐久と環境対応を両立できます(→ SUS304とSUS316の違い)。

🔩 「今のネジ、RoHS対応してる?」「六価クロムの代替品を探したい」 そんなご相談は名古屋の三和ファスナーへ。対応品のご提案・証明書手配・1個からの切替もOKです。
メールで相談・お見積り / 📞 052-432-4010(平日 8:30〜17:30)

素材面の最新動向

高強度ステンレスの普及:従来SCM(クロモリ鋼)だった用途でも、析出硬化系ステンレス(SUS630等)の採用が増加
樹脂ネジの拡大:軽量化・EV普及で、エンジンルーム以外でも樹脂ネジの採用が広がる

まとめ

六価クロム(ユニクロ・有色クロメート)はRoHS/ELV対象製品で使用不可
代替は三価クロメート(標準)/亜鉛フレーク系(高耐食)/ステンレス化
切り替え時は耐食性の目安・証明書の要否・外観を確認

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Reviewed by

山下 朋幸
山下 朋幸代表取締役

株式会社三和ファスナー創業者。2003年の創業以来、20年以上にわたりネジ・ボルト・ファスニング関連商品の販売と特殊切削加工に携わる。製造業・建設業向けの選定相談・トラブル対応を多数手掛ける名古屋エリアのファスニング専門家。

ボルト・ナット選定ステンレス・特殊鋼切削加工小ロット調達名古屋・愛知エリアの製造業ネットワーク

本記事は上記監修者の確認を経て公開しています。記載内容は一般的な情報であり、個別案件のご判断は必ず原典規格・図面に基づき、必要に応じて専門家にご相談ください。

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