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ユニクロ・クロメート・三価クロメートの違いと選び方

監修:山下 朋幸代表取締役
ユニクロ・クロメート・三価クロメートの違いと選び方のサムネイル

表面処理の目的

炭素鋼(鉄)製のネジは、そのままでは錆びやすいため、表面処理によって耐食性を付与します。また外観・電気伝導性・コストなども処理によって大きく異なります。

代表的な表面処理の比較

処理名外観耐食性RoHS対応コスト
ユニクロ(六価クロム)青銀色〜光沢低〜中非対応
有色クロメート(黄色クロメート)黄〜金色中〜高非対応
三価クロメート(三価白)青銀色(ユニクロ似)対応
三価有色クロメート黄〜虹色対応
黒色酸化処理(黒染め)黒色低(要防錆油)対応
ニッケルめっき銀白色・光沢対応
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ユニクロめっきとは

亜鉛めっきの後に「六価クロム」で化成処理を施したものです。青銀色で光沢があり、一般的なネジに最も多く使われてきました。

現在の問題点: 六価クロムはEU「RoHS指令」「ELV指令」で使用が規制されています。自動車・電子機器メーカー向けには使用できないケースが増えています。

三価クロメートとは

六価クロムを使わない環境対応型の表面処理です。外観はユニクロに似ていますが、化成処理に三価クロムを使用するため、RoHS規制をクリアしています。

自動車・電子機器業界への納品では、三価クロメートへの切り替えがほぼ必須になっています。

有色クロメート(黄色クロメート)とは

黄金色が特徴で、耐食性はユニクロより高めです。見た目でひと目で「防錆処理品」とわかるため、現場管理がしやすいメリットもあります。ただし六価クロムを使用するため、RoHS規制に注意が必要です。

用途別の選び方

一般用途・コスト重視 → 三価クロメート(白)※近年は新規採用も三価が主流

RoHS対応が必要・外観で防錆処理品とわかりやすくしたい → 三価有色クロメート

外観を目立たせたくない(機械内部など) → 黒色酸化処理(黒染め)+防錆油

高耐食性・外観重視 → ニッケルめっきまたはステンレス素材

💡 六価クロム系(ユニクロ・有色クロメート)は環境規制で縮小傾向。新規設計では三価系を選ぶのが安全です。

まとめ

表面処理の選択は「どんな環境で使うか」「RoHS規制の対象か」「コストバランス」の3点で決まります。

三和ファスナーでは、お客様の用途・業界・規制要件に応じた最適な表面処理をご提案しています。お気軽にお問い合わせください。

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Reviewed by

山下 朋幸
山下 朋幸代表取締役

株式会社三和ファスナー創業者。2003年の創業以来、20年以上にわたりネジ・ボルト・ファスニング関連商品の販売と特殊切削加工に携わる。製造業・建設業向けの選定相談・トラブル対応を多数手掛ける名古屋エリアのファスニング専門家。

ボルト・ナット選定ステンレス・特殊鋼切削加工小ロット調達名古屋・愛知エリアの製造業ネットワーク

本記事は上記監修者の確認を経て公開しています。記載内容は一般的な情報であり、個別案件のご判断は必ず原典規格・図面に基づき、必要に応じて専門家にご相談ください。

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