先日、コンビニに梅おにぎりを買いに行って、思わず二度見しました。「え、200円!?」
昔は100円ちょっとで買えた気がするのに……。同じ経験をした方、きっと多いですよね。そして実は、ネジ・ボルトの世界にも、まったく同じ値上げの波が押し寄せています。
「また値上げか」「正直、納得いかない」——その気持ち、すごくよく分かります。今日はその"モヤモヤ"が少しでも軽くなるように、なぜ上がるのか、そして値上げは実は自分にもいいことがある、という意外な見方を、おにぎりやネジのたとえでお話しします。
なぜネジが値上がりしているのか
ネジの値段が上がる理由は、だいたいこの4つが重なっています。
たとえ①:200円のおにぎりには、たくさんの人の暮らしが乗っている
あの200円の梅おにぎり。高いなぁと思うけれど、その値段には——
たくさんの人の"暮らし"が乗っています。 もし200円が100円のままだったら、この中の誰かが「もう続けられない」と倒れてしまう。安すぎる値段は、どこかで誰かが無理をしている証拠なのかもしれません。
ネジも同じです。M8のボルト1本の裏側にも、製鉄所・メッキ工場・運送・商社…たくさんの人がいます。適正な値段は、その人たちが明日も仕事を続けられるための値段なんです。
たとえ②:大好きな定食屋が「安いまま」だと、いつか消える
近所に、安くて美味しい定食屋さんがあるとします。ずっと500円のまま。嬉しい——でも、ある日とつぜん「閉店しました」の貼り紙。
安いままでは、お店の"体力"が続かなかったんです。もし600円になっても続いてくれたら、その方がずっと幸せですよね。
ネジ調達も同じ。「とにかく1円でも安く」を追い求めて、頼れる商社や工場が疲弊して消えてしまったら——いざ困ったときに、誰も助けてくれなくなります。 適正な価格は、「いざという時に頼れる相手」を残すための保険でもあるんです。
値上げは、めぐりめぐって"あなた"にも返ってくる
ここが一番伝えたいところ。値上げは、実は自分にもいい影響があるんです。
たとえ③:デフレ(物価が上がらない状態)="低体温"の経済だと思ってください。一見ラクそうですが、体温が低いと元気が出ないのと同じで——
という"冷えた"悪循環に陥ります。これが、日本が長く苦しんできた「デフレ」の正体です。
逆に、適度に値段が上がり、その分みんなの給料も上がっていくと、経済は"平熱"を取り戻して元気に動き出します。値上げは痛みを伴いますが、見方を変えれば「自分の給料が上がっていく流れ」の入り口でもある。だから、ただの悪者とは言い切れないんです。
それでも、コストは"工夫"で抑えられる
「理屈は分かった。でも、できるだけ安くしたい」——当然です。値上げの時代だからこそ、調達の工夫で差がつきます。
これはまさに専門商社の出番です。三和ファスナーでは「どうすれば総コストを下げられるか」を一緒に考えます(ネジ調達のコスト削減のコツもどうぞ)。
まとめ:値上げは、痛いけど"健全"なサイン
すぐには受け入れにくいですよね。その気持ちは本当によく分かります。でも、値上げの正体が見えると、少しだけ前向きになれるかもしれません。コストのお悩みは一人で抱えず、ぜひ私たち専門商社を頼ってください。一緒に、いちばん良い方法を考えます。
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株式会社三和ファスナー創業者。2003年の創業以来、20年以上にわたりネジ・ボルト・ファスニング関連商品の販売と特殊切削加工に携わる。製造業・建設業向けの選定相談・トラブル対応を多数手掛ける名古屋エリアのファスニング専門家。
本記事は上記監修者の確認を経て公開しています。記載内容は一般的な情報であり、個別案件のご判断は必ず原典規格・図面に基づき、必要に応じて専門家にご相談ください。
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