ネジは「数量×単価×手間」で効いてくる
製造業の現場で使うネジ・ボルトは、1本あたりの単価が安くても、**年間消費量が膨大**になるケースが多くあります。M6ボルト1本3円でも、年間10万本使えば30万円。手間や送料を含めれば**実コストは1.5〜2倍**になっていることも珍しくありません。
本記事では、**ネジ調達コストを年間数十万円単位で下げる**5つの考え方をご紹介します。
1. ロットの最適化:必要量+αで一括発注
少量ずつ何度も発注すると、**1回あたりの送料・事務処理コスト**が積み上がります。年間使用量を予測して、**3ヶ月分まとめ発注 + 安全在庫**で動かすと、送料と発注処理コストが半分以下になることも。
2. 材質の見直し:用途に対するオーバースペック解消
「念のためSUS316」「どの場面でも10.9」など、**過剰品質**になっていないか年1回見直しを。例えば屋内用途で**SUS316 → SUS304**に切り替えるだけで、単価が約30〜40%下がります。
3. 長さ寸法の標準化:種類数を減らす
社内でM10×30とM10×35とM10×40を分けて管理しているなら、**M10×40に統一**できないか検討。種類数を減らすと**まとめ発注ロットが大きくなり、単価が下がる**+管理工数も減ります。
4. 在庫の見える化:死蔵品をゼロに
倉庫の奥で**眠っているネジ**は実質ロスです。年1回の棚卸しで、**過去2年使っていないSKU**は廃却 or 用途転用を検討。新規発注の重複も防げます。
5. 専門商社の集約:相見積もりは「年1回」で
毎回の小ロット発注で相見積もりを取ると、**事務工数が膨大**になります。**信頼できる商社1〜2社に集約**し、年1回まとめてベンチマークするのが効率的です。集約することで「優良取引先」扱いになり、**特別単価**が出ることも。
三和ファスナーのコスト削減サポート
三和ファスナーでは、**お客様の年間使用品目分析**から**最適発注ロット提案**まで、コスト削減のご相談を承っています:
「ネジのコストを見直したい」というご相談、お気軽にどうぞ。
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株式会社三和ファスナー創業者。2003年の創業以来、20年以上にわたりネジ・ボルト・ファスニング関連商品の販売と特殊切削加工に携わる。製造業・建設業向けの選定相談・トラブル対応を多数手掛ける名古屋エリアのファスニング専門家。
本記事は上記監修者の確認を経て公開しています。記載内容は一般的な情報であり、個別案件のご判断は必ず原典規格・図面に基づき、必要に応じて専門家にご相談ください。
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