樹脂ネジとは
樹脂ネジとは、ナイロン・POM(ポリアセタール)・PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)などのエンジニアリングプラスチックで作られたネジです。
「樹脂のネジなんて、弱いだけでは?」と思われがちですが、それは半分だけ正解。強度では金属に敵わない一方、金属には絶対にマネできない特技を5つ持っています。だから樹脂ネジは「仕方なく使う」ものではなく、目的があって選ぶ素材なんです。
樹脂ネジが選ばれる5つの理由
1. 電気絶縁性
金属ネジは電気を通しますが、樹脂ネジは絶縁体です。電気基板・変圧器・モーター周辺の固定に最適です。
2. 軽量化
樹脂の比重は金属の1/4〜1/8程度です。EV・航空機・ドローン・精密機器など、グラム単位の軽量化が求められる分野で採用が増えています。
3. 耐薬品性・耐腐食性
酸・アルカリ・溶剤など、金属が腐食しやすい環境でも使用できます。メッキや塗装と違って「表面だけ」ではないので、傷がついても耐食性が落ちません。
4. 非磁性・MRI対応
金属ネジは磁気を帯びますが、樹脂ネジは非磁性。MRI装置周辺や磁気センサー近くの固定に使われます。
5. 錆びない・金属粉が出ない
食品機械・医療機器・クリーンルームなど、衛生管理が重要な場所でも安心。金属同士の擦れで出る「金属粉」も発生しません。
主な素材の特徴比較
迷ったらこの順で考える
樹脂ネジ使用時の4つの注意点
なお、樹脂ネジは原油・ナフサ価格の影響を受けやすい製品でもあります。価格・納期の動向は原材料高騰がネジに与える影響で解説しています。
まとめ
三和ファスナーでは各種樹脂ネジをお取り寄せで手配しています。電子機器・精密機器メーカー様向けページや食品機械メーカー様向けページもあわせてどうぞ。素材・サイズ・特殊仕様のご相談もお気軽にご連絡ください。
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株式会社三和ファスナー創業者。2003年の創業以来、20年以上にわたりネジ・ボルト・ファスニング関連商品の販売と特殊切削加工に携わる。製造業・建設業向けの選定相談・トラブル対応を多数手掛ける名古屋エリアのファスニング専門家。
本記事は上記監修者の確認を経て公開しています。記載内容は一般的な情報であり、個別案件のご判断は必ず原典規格・図面に基づき、必要に応じて専門家にご相談ください。
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