キャップスクリューとは
**キャップスクリュー(CAP)** は正式には**六角穴付きボルト**と呼ばれ、ボルト頭部に六角形の穴があり、**六角レンチ(アーレンキー)** で締め付けるタイプのボルトです。
工作機械・治具・金型・自動車部品など、**精密で頭部の出っ張りを抑えたい場面**で多用される定番品です。
一般的な規格
JIS と ISO は**首下長さ・頭部寸法**がほぼ一致しており、互換性は高いですが、細部で違いがあるため**現物・図面確認**が必須です。
強度区分の選び方
キャップスクリューでは強度区分の表記が刻印されています。
|---|---|---|
**機械装置の主要部 = 12.9** が業界の定番です。10.9は予算重視 or 軽負荷向け、14.9は特殊用途。
表面処理の選び方
黒染め(酸化皮膜)
工作機械・治具で最も一般的。**艶消しの黒**で見た目良し、軽度の防錆効果。屋内専用。
三価クロメート(白・黒)
**環境規制対応**の標準的な処理。屋内〜軽屋外まで使えます。
ジオメット・ダクロタイズド
**自動車業界で標準的**な高耐食処理。屋外・腐食環境に強い。
生地(無処理)
コストが最安だが**錆びやすい**ため、出荷後すぐ使う or 屋内即組立用途のみ。
材質の選び方
注意点:六角穴のなめ・摩耗
キャップスクリューの**六角穴は摩耗しやすい**部分。安い汎用レンチで何度も着脱すると**穴がなめて**外せなくなることがあります。
対策:
三和ファスナーの取り扱い
三和ファスナーでは、**M3〜M30のキャップスクリュー**を強度区分・表面処理・材質バリエーション豊富に在庫しています:
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株式会社三和ファスナー創業者。2003年の創業以来、20年以上にわたりネジ・ボルト・ファスニング関連商品の販売と特殊切削加工に携わる。製造業・建設業向けの選定相談・トラブル対応を多数手掛ける名古屋エリアのファスニング専門家。
本記事は上記監修者の確認を経て公開しています。記載内容は一般的な情報であり、個別案件のご判断は必ず原典規格・図面に基づき、必要に応じて専門家にご相談ください。
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