「ネジを売る営業」って、想像つきますか?
求人票で「ネジ・ボルトのルート営業」と見ても、正直ピンと来ない方がほとんどだと思います。車を売る、保険を売る、家を売る——そういう営業はイメージできても、ネジ1本3円の世界の営業って何をしているのか。
今日は名古屋のネジ商社が、この仕事のリアルを正直にお話しします。
結論:「売り込む」仕事ではなく「頼られる」仕事
ルート営業の基本は、決まったお客様(工場・建設会社など)を定期的に訪問して、納品して、困りごとを聞いてくること。飛び込み営業もテレアポも基本的にありません。
お客様はネジが切れたら生産が止まるので、「いつもの人が定期的に来てくれる」こと自体に価値があります。「買ってください」と頭を下げるのではなく、「ありがとう、助かったよ」と言われる回数のほうが圧倒的に多い——ここが一般的な営業のイメージと一番違うところです。
ある日の流れ(実際の1日)
| 時間 | やること |
|---|---|
| 8:30 | 出社・朝イチで届いた商品の仕分け |
| 9:30 | 出荷準備・見積依頼のメールチェック |
| 10:30 | 午前のルート納品・お客様訪問(約2時間) |
| 12:30 | お昼休憩 |
| 13:30 | 見積作成・仕入先への納期確認 |
| 14:30 | 午後のルート納品(約2時間) |
| 16:30 | 日報・翌日の準備 → 17:30 退社 |
ポイントは「外回り半分・社内仕事半分」のバランス。1日中運転でも、1日中デスクでもありません。
この仕事の「覚えること」
ネジの世界は奥が深くて、材質(鉄・ステンレス・チタン…)、強度、表面処理、規格と、覚えることは確かに多いです。
でも安心してほしいのは、全部いっぺんに覚える必要はないということ。先輩と一緒にお客様を回りながら、現物を手に取って少しずつ覚えていきます。半年〜1年で独り立ちというのが目安です。
そして一度身につけば、この知識は一生モノ。製造業がある限りネジは無くならないので、どこの地域でも通用する専門性になります。
向いている人・向いていない人
向いている人
正直、向いていない人
まとめ:地味だけど、無くならない仕事
ネジ商社のルート営業は、派手ではありません。でも、製造業が続く限り絶対に無くならず、信頼がそのまま成果になる仕事です。「長く、堅実に、頼られて働きたい」という方には、かなり相性がいいと思います。
※当社のルート営業職の募集は終了しました
三和ファスナーでもルート営業職を募集していましたが、おかげさまでこのホームページを通じて採用が決まり、募集は終了しました。ご関心をお寄せくださった皆さま、ありがとうございました。現在、求人の募集は行っておりません(今後募集する際は採用情報ページでお知らせします)。
よくあるご質問
Q.ネジ商社のルート営業に、ネジの知識は必要ですか?
A.入社時点では不要です。先輩同行で半年〜1年かけて覚えていくのが一般的で、現場で実物を見ながら覚えるため、座学だけより身につきやすい環境です。
Q.ルート営業と一般営業(新規開拓)の違いは何ですか?
A.ルート営業は決まったお客様への定期訪問・納品・御用聞きが中心で、飛び込みやテレアポは基本的にありません。「売り込む」より「困りごとを聞いて応える」仕事です。
Q.体力的にきつい仕事ですか?
A.ネジは小さい部品なので1箱は持てる重さが基本ですが、納品で荷物の積み下ろしはあります。デスクワークだけでも力仕事だけでもない、ほどよく体を動かす仕事です。
この記事の監修

株式会社三和ファスナー創業者。2003年の創業以来、20年以上にわたりネジ・ボルト・ファスニング関連商品の販売と特殊切削加工に携わる。製造業・建設業向けの選定相談・トラブル対応を多数手掛ける名古屋エリアのファスニング専門家。
本記事は上記監修者の監修のもと作成しています。公開後の更新(数値の確認・表現の修正など)は、規格や公的資料をもとに編集担当が行っています。記載内容は一般的な情報であり、個別案件のご判断は必ず原典規格・図面に基づき、必要に応じて専門家にご相談ください。
このネジ、1個から手配できます
「ネジ商社のルート営業って、実際なにをする仕事?1日の流れと向いている人」に関するネジ・ボルトは、名古屋の三和ファスナーが1個から手配します。
型番がわからなくても、写真1枚から規格を特定。材質・サイズの選定や特殊品の製作もご相談ください。