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ボルトとネジの違い:3秒でわかる見分け方と使い分け

監修:山下 朋幸代表取締役
ボルトとネジの違い:3秒でわかる見分け方と使い分けのサムネイル

結論:3秒でわかる違い

項目ボルトネジ(小ねじ・タッピンねじ等)

|---|---|---|

一般的な太さM6以上が多いM6未満が多い
相手ナットと組み合わせて使う直接ねじ込む(タップ穴・木材・板金)
頭部の工具レンチ・スパナ(六角頭)ドライバー(プラス・マイナス・トルクス)
主な用途強い締結(機械・構造物)比較的軽い固定(家電・電子・板金)

> ⚠️ ただし「キャップボルト=六角穴付きボルト」など例外もたくさんあります。下で詳しく解説します。

厳密な定義(JIS規格)

JIS B 0101(ねじ用語)では:

ボルト:ナット、または雌ねじとはめあって使われるおねじ部品。一般にM6以上で工具を使って締結
小ねじ:直径8mm以下の比較的小型の雄ねじ部品。ねじ山が部品全長にわたっているのが特徴
タッピンねじ:相手材に自身でめねじを切り立てながら入っていくねじ

つまり、「ボルト」と「ネジ」はサイズと使い方の違いで分けられています。

現場でよく出る5つのパターン

① 六角ボルト → 完全に「ボルト」

頭が六角形でスパナで回す、太いやつ。M6・M8・M10・M12が定番。ナットと組で使うのが基本。

② キャップボルト(六角穴付きボルト) → これも「ボルト」

頭にレンチ穴があるタイプ。サイズはM3〜M24と広く、強度区分10.9・12.9などの高強度品が多い。

③ 小ねじ(プラスドライバー使用) → 「ネジ」

M2〜M5中心。なべ・皿・トラスなどの頭部形状で、タップ穴にねじ込むイメージ。

④ タッピンねじ → 「ネジ」

板金や樹脂に下穴だけ開けてねじ込むタイプ。ホームセンターのドリルねじもこれ。

⑤ ボルトと言うべきかネジと言うべきか曖昧なやつ

M5の六角ボルト → 規格上は「六角ボルト」だが現場では「ネジ」と呼ばれることも
M8のキャップ → 「キャップボルト」または「六角穴付きボルト」が正式

現場では正確な呼称より「規格と寸法」を伝えるのが確実です。「M8×30 キャップ SUS304」のように。

なぜ混同されるのか

日本語の「ねじ」には2つの意味があります:

1. 広義のねじ:螺旋構造を持つ部品全般(ボルトも含む)

2. 狭義のねじ:小ねじ・タッピン・木ねじなど比較的小型のもの

英語でも `screw`(ネジ全般)と `bolt`(ボルト)は明確に区別され、特に`bolt`はナットと組で使うものという意味合いが強いです。

発注時に間違わないコツ

呼び方より「型番・寸法・材質」を伝えるのが鉄則です。

❌ 「ネジを10本ください」

✅ 「M6×20 六角ボルト SUS304 を10本」

✅ 「M3×10 なべ小ねじ を50本」

まとめ

ボルト=太め(M6以上)・ナットと組・スパナで回す
ネジ(小ねじ・タッピン)=細め(M5以下)・直接ねじ込む・ドライバーで回す
例外多数。呼び方より型番・寸法・材質で発注するのが安全

---

「これって何ねじ?」と迷ったら

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Reviewed by

山下 朋幸
山下 朋幸代表取締役

株式会社三和ファスナー創業者。2003年の創業以来、20年以上にわたりネジ・ボルト・ファスニング関連商品の販売と特殊切削加工に携わる。製造業・建設業向けの選定相談・トラブル対応を多数手掛ける名古屋エリアのファスニング専門家。

ボルト・ナット選定ステンレス・特殊鋼切削加工小ロット調達名古屋・愛知エリアの製造業ネットワーク

本記事は上記監修者の確認を経て公開しています。記載内容は一般的な情報であり、個別案件のご判断は必ず原典規格・図面に基づき、必要に応じて専門家にご相談ください。

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