結論:3秒でわかる違い
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> ⚠️ ただし「キャップボルト=六角穴付きボルト」など例外もたくさんあります。下で詳しく解説します。
厳密な定義(JIS規格)
JIS B 0101(ねじ用語)では:
つまり、「ボルト」と「ネジ」はサイズと使い方の違いで分けられています。
現場でよく出る5つのパターン
① 六角ボルト → 完全に「ボルト」
頭が六角形でスパナで回す、太いやつ。M6・M8・M10・M12が定番。ナットと組で使うのが基本。
② キャップボルト(六角穴付きボルト) → これも「ボルト」
頭にレンチ穴があるタイプ。サイズはM3〜M24と広く、強度区分10.9・12.9などの高強度品が多い。
③ 小ねじ(プラスドライバー使用) → 「ネジ」
M2〜M5中心。なべ・皿・トラスなどの頭部形状で、タップ穴にねじ込むイメージ。
④ タッピンねじ → 「ネジ」
板金や樹脂に下穴だけ開けてねじ込むタイプ。ホームセンターのドリルねじもこれ。
⑤ ボルトと言うべきかネジと言うべきか曖昧なやつ
現場では正確な呼称より「規格と寸法」を伝えるのが確実です。「M8×30 キャップ SUS304」のように。
なぜ混同されるのか
日本語の「ねじ」には2つの意味があります:
1. 広義のねじ:螺旋構造を持つ部品全般(ボルトも含む)
2. 狭義のねじ:小ねじ・タッピン・木ねじなど比較的小型のもの
英語でも `screw`(ネジ全般)と `bolt`(ボルト)は明確に区別され、特に`bolt`はナットと組で使うものという意味合いが強いです。
発注時に間違わないコツ
呼び方より「型番・寸法・材質」を伝えるのが鉄則です。
❌ 「ネジを10本ください」
✅ 「M6×20 六角ボルト SUS304 を10本」
✅ 「M3×10 なべ小ねじ を50本」
まとめ
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「これって何ねじ?」と迷ったら
サンプル品をお持ちいただければ、規格を特定してお見積りまでご対応します。📞 052-432-4010
Reviewed by

株式会社三和ファスナー創業者。2003年の創業以来、20年以上にわたりネジ・ボルト・ファスニング関連商品の販売と特殊切削加工に携わる。製造業・建設業向けの選定相談・トラブル対応を多数手掛ける名古屋エリアのファスニング専門家。
本記事は上記監修者の確認を経て公開しています。記載内容は一般的な情報であり、個別案件のご判断は必ず原典規格・図面に基づき、必要に応じて専門家にご相談ください。
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